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建築士法改正資格ニュース

在学中に建築士試験が受けられる?自民党議連への法改正要望をわかりやすく解説

「学生のうちに建築士試験を受けられるようになるかも」というニュースが出ました。

2026年4月23日、建築3会(日本建築士事務所協会連合会・日本建築士会連合会・日本建築家協会)が自民党の建築設計議員連盟の総会に出席し、建築士法の見直しを求める提言を提出しました。

業界にいる人間としてはかなり嬉しいニュースだと思ったので、内容をわかりやすく整理しようと思います!

そもそもなぜ今なのか

議連の会長が指摘したのが、こんな数字です。

「建築士や建築設備士のマンパワー確保は喫緊の課題」 — 自民党建築設計議員連盟 会長(2026年4月23日 議連総会より/出典:建通新聞

実際に一級建築士の約45.6%が60歳以上という状況で、受験者・合格者も年々減っています。「若い人が入ってこない、資格者が育たない」という業界全体の焦りが、今回の動きにつながっています。

建築業界に迷い込んだ側からしても、「資格取るまでが長すぎる、卒業と同時に取得できないのか、、、」という感覚は正直あります。

提案① 在学中の建築士試験受験を解禁

現行制度

大学の建築学科を卒業

二級建築士の受験資格を取得

試験を受ける

今は卒業してからでないと受験資格が発生しません。在学中は試験を受けられない。

提案後のイメージ

大学の建築学科(在学中)

一定の単位取得 + 卒業見込み

在学中に試験を受験 ←ここが新しい

卒業と同時に資格取得も完了

卒業前に合格していれば、就職初日から建築士として動けることになります。

これは採用する側にとっても、就活する学生にとっても、かなり変わる話です。 ※ちなみに東海工業専門学校など一部の学校ではすでに在学中に二級建築士取得を目指せます。

提案② 建築学科以外の実務経験を大幅短縮

建築学科を卒業していない人(他学部・文系など)が二級建築士を目指す場合の制度変更です。

現行 vs 提案の比較

現行制度提案後
受験に必要な実務経験7年2年
登録に必要な追加実務なしさらに2年
資格取得までの最短年数7年〜4年〜

現行の「受験まで7年」というのは正直きつい。途中で諦める人も多いと思っていたので、4年に短縮されると間口がかなり広がります。

今後のスケジュール感

議連は勉強会を設置して改正案を検討することになりました。

ただし、法改正の流れとしては:

議連で検討・勉強会

法案化・国会提出

審議・成立

施行(周知期間あり)

実際に制度が変わるまで数年かかる可能性が高いです。「すぐ変わる」ではなく「変わる方向に動き始めた」という段階です。

個人的な感想

正直、かなりいい変更だと思います!

建築士試験は難易度が高いのに、「受けるまでの壁」も高い。ですが、在学中に受験できれば学校のカリキュラムと試験勉強が連動しやすくなるし、業界への入り口が広がります。

また、専門学科を卒業していない人の要件が緩和されることにより、中途で建築業界にきやすい状況も作りやすいと思います。

ただ、実際に法改正が実現するかどうかはまだわかりません。要望が通るよう業界全体で声を上げ続けることが大事だと思っています。

引き続き動きをウォッチしていきます!


参考: 建通新聞「自民党議連に法改正要望 在学中に建築士試験受験 建築3会」